ブログ金沢城と兼六園日記

150周年記念 兼六園古写真の展示

2024-08-02

兼六園では、開園150周年を記念して、園内で古写真の展示を行っています。

 

 

明治42年に発行された「石川県写真帖」に掲載されている兼六園の写真を抜粋し、写真が撮られた場所に展示しています。

115年前の兼六園の景色と、今の園内の様子を見比べることができます。

「石川県写真帳」には、展示してある古写真以外にも兼六園内の写真がたくさんありますので、興味のある方はぜひご覧ください。

石川県立図書館の「SHOSHOISHIKAWA」から、デジタルデータで見ることもできます。

 

フジバカマ 開花 金沢神社横

2024-07-31

兼六園では、金沢神社の鳥居の横と、梅林にまとまってあります。

先端に小さなつぼみがつき、薄い紫色を帯びた花をたくさん咲かせます。

葉を少し乾燥させると、桜餅の葉のような香りがすることから、昔は香りづけに使われていたそうです。

秋にはまだ早いですが、秋の七草の一種です。

この花が咲くと、旅する蝶として有名なアサギマダラが、蜜を求めて兼六園にもやってきます。

【フジバカマ 藤袴】 キク科ヒヨドリバナ属

 

 

毛虫

2024-07-31

園内で黒い体の中央に赤い線をひいた、トゲトゲの毛虫を見つけました。

「ツマグロヒョウモン」というチョウチョの幼虫です。

スミレの葉を食べて育ちます。

春先、ご近所の花壇にパンジーやビオラが植わっていると、この毛虫が葉っぱを丸坊主にすることもあるそうです。

トゲトゲの毒々しい見た目ですが、毒はないので触っても大丈夫。あまり触る気にはなりませんが…。

園内で、この毛虫のチョウチョを探してみてください。

【ツマグロヒョウモン 褄黒豹紋】タテハチョウ科ヒョウモンチョウ族

 

オニグルミ(実) 桜ヶ岡

2024-07-25

桜ヶ岡のオニグルミに実が付き始めました。

一般的に市販されているクルミよりも小さいですが、食用になります。

日本にあるクルミの仲間のうち、食用できるのはオニグルミだけで、縄文時代から食べられていたそうです。

【オニグルミ 鬼胡桃】クルミ科クルミ属

 

 

オミナエシ開花 梅林

2024-07-25

梅林でオミナエシの花が咲き始めました。

秋の七草のひとつで、黄色い細かい花がまとまって咲きます。

花を粟飯にたとえ、「アワバナ」と呼ばれることもあります。

漢字では「女郎花」。よく似た白い花の「男郎花(オトコエシ)」に対するもの、とも、草の形状が優しいため、など、諸説あります。

【オミナエシ 女郎花】オミナエシ科オミナエシ属