金沢城と兼六園ブログ
2024-03-28
この時期は、コケも青々としてきれいです。
兼六園はほとんどの園地がコケでおおわれており、毎日掃除や草取りをしている作業員さんたちの主な仕事もコケを守ることです。
ずいぶん前の調査では、園内に66種ものコケがあることが確認されています。(1996年)
雨上がり、湿気を含んでイキイキしているいろいろなコケを見るのも、面白いですよ。
ウマスギゴケ(スギゴケ科)
園内で一番見かけるコケ
ヤマトフデゴケ(シッポゴケ科)
成巽閣前の一角にある、ビロード状の美しいコケ
コバノチョウチンゴケ(チョウチンゴケ科)
山崎山の周辺にたくさんあります
2024-03-26
今年も成巽閣前の園地にシュンランが咲き始めました。
株が大きくなっているので、花がたくさんつきます。
シュンランはその名の通り春に咲くラン。
桜の咲く少し前、春を告げてくれます。
【シュンラン 春蘭】ラン科シュンラン属
2024-03-25
明治紀念之標の近く、曲水のほとりにアンズの木があります。
薄桃色の、ウメに似たかわいらしい花が咲いています。
5月ごろになると、梅より一回り大きな黄色い実がなります。
【アンズ 杏】バラ科サクラ属
眺望台では、赤いボケの花が咲き始めました。
兼六園でみられるのは赤い花ですが、品種改良が進んでいて、家庭のお庭などでは八重咲のものや1本で赤白桃色と咲き分けるものなど、たくさんの種類があります。
【ボケ 木瓜】バラ科ボケ属
2024-03-19
早咲きのサクラ、クマガイが咲き始めました。
小さな八重の花が咲く、とてもかわいらしい桜です。
クマガイの名前は、一の谷の合戦で先陣をきった熊谷直実からきているそうです。
兼六園には、ほかにもケンロクエンクマガイという桜もあります。こちらは早咲きではないのですが…
【クマガイ 熊谷】バラ科サクラ属