金沢城と兼六園ブログ
2024-03-11
金沢城と兼六園の間の大きな通り、百万石通から、兼六園側の法面を見上げると、フキノトウがたくさん出ています。
フキノトウはフキの花の部分。花が終わると太い茎(葉柄)の葉が出てきます。
皆さんご存じのおいしい山野草ですが、兼六園内は植物の採取は禁止ですので、温かく成長を見守ってください。
【フキノトウ蕗の薹 ※植物名はフキ】キク科フキ属
つくしやフキノトウと同じタイミングで花が見られます。
写真はちょっと閉じ気味ですが、かわいらしい花が大きく開きます。
兼六園では紫色の花ですが、一般には白から青まで、変異に富んでいるそうです。
花どころか葉までも、見られる期間は少しの間だけ。あとは地中で生活しています。
【キクザキイチゲ 菊咲一華】キンポウゲ科イチリンソウ属
蓮池門口から広坂交差点方向へ下っていくと、左手法面につくしがたくさん出てきています。
一昨日の金沢は雪が積もったりしましたが、もう春ですね。
【つくし(土筆) ※正式な植物名はすぎな(杉菜)】トクサ科トクサ属
2024-02-21
兼六園の梅林が見ごろになりました。
今年は咲き始めがとても遅く、見ごろ時期も遅れるかと心配していましたが、例年どおり、2月中旬に白梅、紅梅とも咲きそろいはじめました。
兼六園の梅林には、約20種200本の梅があります。
前田家の家紋でもある梅の花を、今年もお楽しみください。
春に咲く黄色い花の一つ、サンシュユが咲き始めました。
まだ開きかけですが、黄色い花火のような小さな花がたくさん咲きます。
別名を春黄金花(はるこがねばな)といいます。
<サンシュユ 山茱萸> ミズキ科ミズキ属