金沢城と兼六園ブログ
2024-04-18
サクラが終わるころ、園内では種々の木が芽吹き始めます。
モミジやケヤキなどの落葉樹がたくさんある山崎山でも、黄緑色の柔らかそうな葉がつき始めました。
足元のコケも青々しく、とてもきれいです。
※能登半島地震の影響で、山崎山周辺は立ち入り禁止になっています。
足元で、船のいかりに似た小さな花が咲きます。
兼六園内には、白いものと、写真のような薄い紫色のものがあります。
代替橋のたもとや、梅林でも見ることができます。
花はかわいいのですが、葉や根は生薬としてもつかわれるそうです。
【イカリソウ 錨草】 メギ科イカリソウ属
2024-04-17
梅林内の長谷池の近くで、紅紫色の花をたくさんつけています。
マメ科の植物なので、花はカラスノエンドウや萩の花に似ています。
秋には、キヌサヤのような実をたくさんつけます。
【ハナズオウ 花蘇芳】 マメ科ハナズオウ属
2024-04-16
原木は、宮城県塩釜市の塩竈神社にあり、天然記念物に指定されています。
もともと、12代藩主前田斉広の建てた竹沢御殿の中庭あたりにあったと思われます。
園内で旭桜に次ぐ古木でしたが、昭和32年に枯死しました。
現在の桜は、平成13年に塩竈神社よりいただいた苗が生育したものです。
【シオガマザクラ 塩竈桜】 バラ科サクラ属
濃い桃色の八重の花をつけます。
掛け合わされて作られた園芸品種の桜を「サトザクラ」と呼びますが、カンザンはサトザクラの代表的なものです。
【カンザン 関山】 バラ科サクラ属