ブログ金沢城と兼六園日記

明日から、夜間特別開園です。

2013-09-18

明日、9月19日(木)から9月21日(土)まで3日間、
金沢城公園と兼六園では、
「中秋の名月観賞の夕べ」と題して夜間特別開園を行います。
入園料は無料で、開園時間は19時から21時です。
18時までの通常開園後に準備のため、一時閉園しますのでご注意下さい。

写真左の灯籠は、月見灯籠といいます。
当日はこの灯籠に火を灯します。
また、写真右奥の橋は玩月橋、別名月見橋といい、
このあたりから月を眺めるのが、もっとも適当ということで名前が付けられたそうです。
月見灯籠の明かりや、月見橋からの眺めをお楽しみ下さい。

金沢城公園・兼六園の思い出

2013-09-13

金沢城公園と兼六園では、公園にお越し頂いたお客様の俳句を募集し、
年2回、石川県俳文学協会の方に作品を選考していただいています。
今年度、上半期の選考結果を、
金沢城公園は、石川門案内所、鶴の丸休憩所の2箇所、
兼六園は、桂坂、真弓坂、小立野、随身坂の4箇所に掲示しました。

入選された方々には、非売品のガイドブックを贈呈しています。
旅行の思い出に、一句投稿してみてください。

金沢城を彩る秋の花

2013-09-11

9月11日(水)の金沢市は、ほんの少し「蒸す」晴れです。つい最近まで、手を伸ばせば届きそうだった雲が、いつの間にか随分高いところにあるように感じます。

 

先週末に、このコーナーで開花をお知らせした、大手門口付近の「ヒガンバナ」は、ここ数日の陽気に促されたのか、競うように花を咲かせて、来園される方々をお迎えしています。

ヒガンバナ

 

城内に進んだ所にある新丸広場の花壇では、白いブラウスの「タマスダレ」が清楚な姿で整列し、見上げるように城郭を見つめています。

新丸広場のタマスダレ タマスダレ

 

 

三の丸広場では、驚くほど背が伸びた「オミナエシ」の隣で、「ムラサキシキブ」の実が紫色に変わり、駆け足でやってきた秋の気配を感じさせてくれます。

ムラサキシキブ

 

鶴の丸休憩所付近では、「サルスベリ」や「ハギ」の花が、背景の城壁に美しい色を添え、池の水音とともに心を和ませるひと時を提供してくれます。

オミナエシとサルスベリ サルスベリ

 

ハギ

 

 

鶴の丸休憩所から二の丸に至る坂の途中に「黄色いヒガンバナ」が咲いています。
この花は「ショウキズイセン」という名前の花で、「ヒガンバナ」と同じ「リコリス属」に属しているそうです。
難しいことはともかく、緑一色の中で目立ちすぎるくらい目立っています。
「ヒガンバナ」と同様に、美しい姿の見頃は短いといわれていますから、是非、金沢城公園にご来園下さい。皆様のご来園をお待ちいたしております。           (記 ジジ)

ショウキズイセン ショウキズイセン

 

 

最近、ハートマークがなくなった。。。

2013-09-06

瓢池にいたハートマークのある鯉ですが、
よく見てみると。。。

 

 


ハートマークがなくなってしまいました。
すでに新聞にも出ましたが、
赤いハート形が消えてしまいました。
詳しい方に伺うと、
小さい模様はなくなることもあるそうで、
特に珍しいことではないそうです。
橋の近くにいる真っ白の鯉が、旧姓(?)ハートの鯉です。
瓢池でご覧下さい。

金沢城公園に秋の気配が

2013-09-06

 兼六園のシンボルの一つでもある霞ヶ池と瓢池の浚渫と改修工事も終わり、初秋の風物詩「松の剪定」が始まりました。

松の葉むしり剪定

 しばらく続いた兼六園からの話題にひと息入れ、金沢城公園に訪れた秋の気配をお伝えします。

 湿生園では秋風に乗りながら、成長した小鴨たちが餌を探して元気に泳ぎ回っています。

湿生園の小鴨

 三の丸広場では、例年より早く開花していたオミナエシが、今、見頃をむかえています。
 菱櫓を背景に、秋風に揺らぐ黄色の絨毯の上をアゲハチョウが優美に舞う光景は、まさしく
日本の美の一つと言えるでしょう。

三の丸のオミナエシ オミナエシとアゲハチョウ

 そして、今日はさらに秋を感じる花を見つけました。
 艶やかに両手を広げたヒガンバナです。
 大手門の石垣の傍らで最初に花を開いた一輪のようで、周りには「次こそは!」と天を仰ぐ蕾が数本ありました。

 週末の金沢城公園で小さい秋をたくさん見つけて下さい。
 皆様のご来園を心からお待ちいたしております。               (記 ジジ)