ブログ金沢城と兼六園日記

　今日６月１２日（水）の金沢市は、日中の気温が31.7℃まで上昇し、今年初めて
真夏日となりました。
　金沢城公園新丸広場では、スプリンクラーで撒水が行われ、シュパッシュパッと
いう水しぶきが、かすかな涼を運んでくれました。

　湿生園の紫陽花も日毎にその色を濃くし、まるで新しい雨傘を買ってもらった
子供のように、雨の季節を心待ちにしています。

　朝の日差しを受けて鏡のように光輝く水面には、見頃を迎えたヒメスイレンが
濃い桃色の花を映し出し、周囲の草花の色合いと相まって、あたかも桃源郷
のような世界が広がっています。

　その池をカルガモの親子が餌をついばみながら泳ぎ回る光景も、この季節
ならではのものです。

　運が良ければ、これらを全て眺めることができますが、ヒメスイレンは午後に
なると花を閉じてしまいます。残念ですね･･･
　金沢城公園と兼六園（入園口は蓮池門口と随身坂口のみ）は、８月末までは
早朝午前４時から開園しています。
　皆様のご来園をお待ちしています。　　　　　　　　　　　　　　　　（記　ジジ）

七十二候では、まもなく梅子黄です。
兼六園の梅もだいぶ大きくなってきました。

5月下旬（下の写真）と比べるとずいぶん梅の実が増えました。

来週の月曜日（6/17）は、梅の収穫を予定しています。
もう少し黄色く色付いてくれると思います。
また、放生池では、赤いスイセンの他に白いスイセンも咲き始めました。
　
梅林にお越しの際は、近くですのでこちらにも足をお運び下さい。

からごろも
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
たびをしぞおもふ

初夏の兼六園を彩っていたカキツバタですが、
残念ながら、そろそろ終わりを迎えそうです。
今週は気持ちの良い晴れの日が続くようですので
カキツバタの見納めにいらして下さい。
金城霊澤近くの放生池では、カキツバタに変わりスイレンが咲き始めました。

朝夕は花を閉じますが、昼でしたら写真のように咲いています。
スイレンの側では、コウホネも咲いています。

梅雨の中休みに、兼六園に遊びにいらして下さい。

今日、5/31（金）から6/2（日）までの３日間、兼六園は無料開園しています。
6/１（土）、6/2（日）の2日間は、ライトアップも行います。

今日、「お水とり」の行われた金城霊澤近くの放生池では、
スイセンとコウホネも咲き始めました。（黄色い花がコウホネです）

曲水のカキツバタも見頃です。

「百万石まつり」の際には、兼六園にも遊びに来て下さい。

昨日、兼六園で今週末予定しているライトアップミニコンサートの準備をしました。

ミニコンサートは、霞ヶ池で和舟から横笛の湖上演奏を予定しています。
実際に舟を浮かべて、音響の確認をしました。

今日、明日とあまり天気は良くないようですが、
ミニコンサートを予定している6/1(土)、6/2（日）は天気も回復してくれるようなので、
素敵な演奏をお届け出来そうです。