ブログ金沢城と兼六園日記

堆積土砂を取り除いています。

2013-07-22

今日から、霞ヶ池の堆積土砂を取り除き始めました。

作業は、写真のように堆積している土砂をかき集めて吸引します。
今日、霞ヶ池の蓬莱島東側から作業を開始しました。
この辺りは、堆積している土砂が池の中で一番溜まっているところです。
土砂を取り除くと、池底に敷き詰められている石が見えてきます。
池底が現れるのも12年ぶりです。
順調に作業が進めば来週には池底が見られる予定です。
十数年に一度の珍しい景色です。
是非、兼六園にお越し下さい。

噴水(?)

2013-07-19

ただ今、兼六園では霞ヶ池で堆積土砂の除去のため池の水を抜いています。
兼六園の噴水はポンプなどを使用せず、霞ヶ池との水位差で水を上げています。

したがって、霞ヶ池の水位が低下すると写真のように徐々に噴水も小さくなっていき
現在は、一番下の写真の状態になっています。

 

 

水の上がらない噴水も12年ぶりです。
霞ヶ池の水位が上がると、今度は逆に徐々に噴水が上がっていきます。
作業中はご迷惑をお掛けしますが、
しばらくの間は、あまり見ることのない水の上がらない噴水をご覧下さい。

 

 

霞ヶ池の生き物

2013-07-18

昨日から、水のなくってきた霞ヶ池で生物調査を行っています。
ちょっと変わったところでは、スッポンも確認出来ました。
甲羅の長さは約35cm、幅が約25cmもありました。

天気のいい日には、甲羅干しをしていることもあります。
今度、兼六園にお越しの際は、そんなところにも注目して下さい。

霞ヶ池の水を抜き始めました。

2013-07-16

今日から霞ヶ池に堆積した土砂を取り除くため、
池の水を抜き始めました。
霞ヶ池の水は、栄螺橋付近にある栓の蓋を開けて抜きます。

上の写真、左下の石橋が栄螺橋です。
ちょうど舟の下に栓があります。  

上の写真、中央にあるのが栓の蓋です。
ちいさな渦巻きが出来ているのがわかるでしょうか。
また、兼六園の噴水は霞ヶ池の水を利用しているため、
今日からしばらくの間は噴水も上がりません。
ご来園の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、
何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

霞ヶ池の水がなくなります。

2013-07-12

兼六園では、重要な景観を構成する六勝の一つ「水泉」の美を維持、継承するため、
霞ヶ池に堆積した土砂を取り除く工事、護岸の丸太を取り替える工事を以下の日程、内容で行います。
作業期間:7月16日(火)~8月9日(金)
  土砂の撤去は平成13年以来12年ぶり。護岸の改修は昭和51年以来37年ぶりとなります。

池底というあまり見慣れない珍しい景色が現れます。
池の水はありませんが、この機会に、兼六園に遊びにいらして下さい。
また、霞ヶ池の水がなくなるため、噴水の水も上がらなくなります。
噴水の水が上がらないのも珍しい景色です。
兼六園お越しの際は、水の上がらない噴水(?)もご覧下さい。
下の写真は、過去に作業をした際のものです。