ブログ金沢城と兼六園日記

今日の金沢の最高気温は２４度。

空が少しだけ高く、また、曲水の水も冷たそうに感じられました。

昨日同様、過ごしやすく、散策にはとても良い陽気が続いています。

皆様のご来園をお待ちしております。

橋爪門続櫓と秋の空

山崎山近くの曲水

モミジの色づきも一段と進んだように感じられます

内橋亭とキンエノコロ

今日の金沢の最高気温は２５度でしたが、午後からは曇り空となったことも有り、暑くもなく寒くもない、大変過ごしやすい陽気でした。 そんな中、季節は着実に秋に向かっているようです。 皆さんも自分だけの小さな秋を見つけに、兼六園・金沢城公園を訪れて見ませんか？

色づくモミジ

ススキと蓬莱島

サンザシ（兼六園）

サンザシ（兼六園）

ウメモドキ（兼六園）

フジバカマ（兼六園）

シロバナハギ（兼六園）

ミヤギノハギ（兼六園）

オミナエシ（金沢城）

色づき始めたドウダンツツジ（兼六園）

彼岸花（金沢城）

９月の初めから作業していた橋爪門の足場撤去作業がほぼ終了し、外側からだけですが、橋爪門の外観を見ることが出来ます。橋爪門は、１６３１年の寛永の大火の後に二の丸御殿と共に創建され、城内ではもっとも格式の高い門とされています。

戌亥櫓跡からの全景

二の丸側から見た橋爪門二の門

二の門の通路面の仕上がりは現在の地盤高さよりも約１ｍ近く低いので、二の丸から二の門へ続く園路も、この後掘り下げてすりつける必要があります。また、二の門下の通路部分には戸室石を一面に敷き詰める作業が残っています。これは、格式の高い橋爪門だけの特徴で、通常門の下は土間仕上げです。

鶴丸倉庫付近からの景観、手前から橋爪門二の門、橋爪門続櫓、五十間長屋、菱櫓の順

三の丸広場からは、橋爪門二の門の２階部分が顔をのぞかせています。手前の塀（海鼠塀）に連なる一の門を潜って、枡形の内部に入り、右に９０度曲がって二の門を潜り、江戸時代は更に９０度曲がって、階段を上ったところが二の丸御殿の正面という、大変複雑な構造の門でした。

少し汗ばむ陽気の中にも吹く風には秋の気配が感じられる青空の下、９月１日から始められた唐崎の松の剪定作業が順調に進んでいます。５人がかりで約３週間ほど要します。

青空の下での剪定作業

樹木の剪定は通常上から下に順に進められます。下の写真で違いが分かるでしょうか？

剪定後

剪定作業中

唐崎松は霞ヶ池の水面に大きく枝を伸ばしているので、場所によっては和船に梯子を立てて慎重に作業を進めていきます。

和舟に梯子

今週月曜日から橋爪門を覆っていたシートが外され

橋爪門の外観を見ることができます。

これから、徐々に仮設上屋の骨組も外され、橋爪門の姿がはっきりと

見ることができます。

是非とも金沢城公園にお越しいただき。ご覧いただきたいと思います。