金沢城と兼六園ブログ
2024-04-16
濃い桃色の八重の花をつけます。
掛け合わされて作られた園芸品種の桜を「サトザクラ」と呼びますが、カンザンはサトザクラの代表的なものです。
【カンザン 関山】 バラ科サクラ属
その名のごとく、黄色味を帯びた、淡黄緑色の花を咲かせます。
ウコンで染めたような色合いであることから、この名がついたといわれています。
黄色~緑色の花を咲かせるサクラは何品種かありますが、兼六園に植えられているのはこの桜だけです。
【ウコン 鬱金】 バラ科サクラ属
桃色のつぼみが、開くと白に近い桃色の花が咲きます。
「フゲンゾウ」とは、普賢菩薩が乗っている象のことで、この花のおしべが象の鼻に似ていることからこの名がついたといわれています。
【フゲンゾウ 普賢象】 バラ科サクラ属
桃色の小さな八重の花がたくさん咲く枝垂桜です。
この花が咲くと、少し濃いめのピンク色でよく目立ちます。
【ヤエベニシダレ 八重紅枝垂】バラ科サクラ属
梅林で木全体に白い花を咲かせています。
花をよく見ると、花弁がまあるく、梅の花に似ています。
よく茶庭に植えられることから、利休さんの名前をいただき、リキュウバイと名付けられたそうです。
ウメザキウツギとも呼ばれます。
【リキュウバイ 利休梅】 バラ科ヤナギサクラ属