金沢城と兼六園ブログ
2024-07-31
園内で黒い体の中央に赤い線をひいた、トゲトゲの毛虫を見つけました。
「ツマグロヒョウモン」というチョウチョの幼虫です。
スミレの葉を食べて育ちます。
春先、ご近所の花壇にパンジーやビオラが植わっていると、この毛虫が葉っぱを丸坊主にすることもあるそうです。
トゲトゲの毒々しい見た目ですが、毒はないので触っても大丈夫。あまり触る気にはなりませんが…。
園内で、この毛虫のチョウチョを探してみてください。
【ツマグロヒョウモン 褄黒豹紋】タテハチョウ科ヒョウモンチョウ族
2024-07-25
桜ヶ岡のオニグルミに実が付き始めました。
一般的に市販されているクルミよりも小さいですが、食用になります。
日本にあるクルミの仲間のうち、食用できるのはオニグルミだけで、縄文時代から食べられていたそうです。
【オニグルミ 鬼胡桃】クルミ科クルミ属
梅林でオミナエシの花が咲き始めました。
秋の七草のひとつで、黄色い細かい花がまとまって咲きます。
花を粟飯にたとえ、「アワバナ」と呼ばれることもあります。
漢字では「女郎花」。よく似た白い花の「男郎花(オトコエシ)」に対するもの、とも、草の形状が優しいため、など、諸説あります。
【オミナエシ 女郎花】オミナエシ科オミナエシ属
2024-07-23
6月上旬に瓢池で営巣を始めたアオバズクのひなたちが、とうとう巣の外へ出てきました!
今年は3羽生まれたようです。
昼間は瓢池後ろの木立の中でひっそり身を潜めています。
2024-07-16
6月29日、兼六園内で夏のキノコの観察会がありました。
たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。
その後、梅雨真っただ中の現在、兼六園ではいろいろなところで、いろいろな種類のキノコがにょきにょき発生しています。
キノコは落ち葉や枯れ木を土に戻す仕事をしているほか、松などの樹木と共生し、養分を樹木に与える仕事をしているものもいます。
どんなキノコがあるのか、ぜひ見に来てください。