金沢城と兼六園ブログ
2024-07-16
6月29日、兼六園内で夏のキノコの観察会がありました。
たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。
その後、梅雨真っただ中の現在、兼六園ではいろいろなところで、いろいろな種類のキノコがにょきにょき発生しています。
キノコは落ち葉や枯れ木を土に戻す仕事をしているほか、松などの樹木と共生し、養分を樹木に与える仕事をしているものもいます。
どんなキノコがあるのか、ぜひ見に来てください。
2024-07-08
林内など少し暗く湿ったところにあります。
兼六園では蓮池門の横の藤棚の下にこそっと生えています。
葉がミョウガに似ることからこの名があります。
【ヤブミョウガ 藪茗荷】ツユクサ科ヤブミョウガ属
2024-07-03
松濤坂を上がっていくと、右手にある小さな株がホツツジです。
つつじの仲間では珍しく、夏に穂のように上に向かって花が付きます。
木全体、花の蜜にまで毒がある有毒植物でもあります。
【ホツツジ 穂躑躅】ツツジ科ホツツジ属
芝生などから急にピュッと伸びてきて、ピンクの花がねじねじに咲きます。
花がねじねじらせん状につくので、ネジバナ、と呼ばれています。
別名を「モジズリ」といいますが、「捩摺(もじずり)」というねじれ乱れた模様を染めた絹織物に由来するそうです。
小さな植物ですがランの仲間で、根が菌類と共生して生育しています。
【ネジバナ 捩花】ラン科ネジバナ属