初夏を思わせる日差しの中、兼六園では、水温の上昇を待ちわびていたカキツバタが一気に開花し、兼六園菊桜との主役交替を宣言しているかのようです。


霞ヶ池周辺ではツツジの見頃が続き、花見橋付近では新たにツツジとカキツバタのコラボレーションが観られます。


「楊貴妃」が散り果てた噴水近くでは、秋に真っ赤な実を付ける「サンザシ」が可憐な白のドレスを身に纏い、その存在を際だたせています。


藤棚の藤も賑やかな今週末の兼六園は、そこかしこで色とりどりの花が咲き、新緑とのコントラストが観る者を楽しませてくれそうです。 (記:ジジ)