金沢城と兼六園ブログ
2012-11-19
今朝は冷え込みました。金沢の気温は2.7度でした。 紅葉も深みを増しています。 金沢城公園と兼六園では、23日~25日の三連休に 夜間ライトアップ(17:30~21:00)を行います。 お見逃しなく。
2012-11-15
金沢城の大手門である尾坂門北櫓台の石垣です。 大きな石垣石がわかりますか? これは鏡石といわれるそうです。 穴生(石垣を作る専門技術者)、後藤彦三郎はこう詠んでいます。
鏡石 所をしりてきづくべし 必ず神もいますとぞしれ
「鏡石という大型の石材は、それにふさわしい場所があるので、所を選んで築きなさい。鏡石には、神様がいらっしゃるということを忘れてはならんぞ。」 という意味だそうです。 なるほど、城の正面玄関にふさわしい石垣ですね。
さて、兼六園の紅葉は見頃を迎えてきています。 兼六園で紅葉狩りをした後は、金沢城公園で石垣巡りをしてみては。 金沢は雨の季節です。 傘を忘れずに。
2012-11-13
ぱっとしない天気が続いています。が、モミジが色づいてきました。 切手門は、金沢城公園に残る江戸時代創建の建造物の一つで、 御数寄屋(大奥)へ通じる最後の門でした。 そこを通るためには、切手(通行手形) が必要で、 それを改める番所があったと言われています。 現在は、旧第六旅団司令部の建物への入口になっています。
やっと「唐崎の松」の雪吊りが終わりました。
11月12日(月)、午後から最後の1本の雪吊りを行い、 5本すべてのりんご吊りが完成しました。
今年は、11月に入ってからの天候の悪い日が続き なかなか作業が出来ず、中旬まで長引いてしまいましたが ようやく「冬の風物詩」の完成です。
「唐崎の松」の雪吊りは終わりましたが、 その他の雪吊り作業は、12月中旬まで行っています。 作業の様子を見に、是非ご来園下さい。
2012-11-05
兼六園では、三度目の正直で、「唐崎の松」の雪吊り作業を始めました。 11月1日、11月3日と二回、延期してきましたが、 やっと、本日、実施することが出来ました。 高く澄み渡った青空のもととは、いきませんでしたが とにかく、作業が出来たことに胸をなで下ろしています。 下の写真は、雪吊りの作業を下から撮った写真です。 外からは、枝に隠れて目立ちませんが、 雪吊りの作業は、写真のように多くの人によって行われています。 わかりにくいですが、それぞれの写真では5人ずつ作業をしています。 兼六園にお越しの際は、樹の中で作業している庭師にも注目して見て下さい。