ブログ金沢城と兼六園日記

桜が咲きました。

2012-09-28

桜が咲きました。

桜と言っても、ソメイヨシノではありません。
十月桜といいます。

一、二輪だけ、園路からはほとんど見えないところですが咲いています。
兼六園では、今ぐらいの時期から翌年1月にかけてと、4月の上旬の2回咲きます。
やがて、園路から見やすいところでも咲いてくるでしょう。

紅葉の季節から、花の少ない冬に掛けて咲いています。

ソメイヨシノのように目立つ桜ではないですが、
兼六園にお越しの際は、曲水沿いにある十月桜を探してみて下さい。

「唐﨑の松」の剪定が終わりました。

2012-09-28

9月19日に、「唐﨑の松」の「葉むしり剪定」が終了しました。

「葉むしり剪定」は、新葉も含め、葉をむしり、光合成を調整することで
無用な成長を抑える目的で行う剪定ですので、
剪定が終わったばかりの時期は、少し葉が少なく見えるかもしれませんが、名木の枝振りもシッカリと現れ、すっきりと見応えのある姿に感動されることと思います。

その他の松の剪定は、10月の中旬まで続きます。

兼六園にお越しの際は、剪定が終わったばかりの「唐﨑の松」にご注目下さい。

長谷池の水がなくなりました。

2012-09-28

平成24年9月18日(月)から、兼六園時雨亭の庭にある
「長谷池」の浚渫工事にともない池の水を抜きました。

池の浚渫は約10年ぶりで、久しぶりに池底が見えました。
池の住人のフナたち200尾あまりは身長(?)測定の上、
「霞ヶ池」への引っ越し組と一時避難の水槽組に分かれま
した。

21日(金)に作業は終了しましたが、なかなか見られない
5日間限定のプレミアムな庭園の景色でした。
22日(土)からは、水槽組の住人達も帰ってきて、また、
いつもの水鏡が映える長谷池の景色に戻りました。

今月末と来月初めには曲水や宝生池(金城池)でも水の
ない景色が出現します。
浚渫作業へのご協力、よろしくお願いします。

松の剪定、始めました。

2012-09-27

兼六園の重要な手入れの一つである松の剪定を、
唐崎松を皮切りに9月1日から開始しました。

9月1日から10月中旬にかけて、園内の一部の松ですが、
兼六園の印半纏をまとった庭師が「葉むしり剪定」、「切り割り剪定」を行います。

「葉むしり剪定」は、庭師が一枝々々、手で葉をむしり、光合成を調整して無用な成長を抑える剪定で、
「切り割り剪定」は、松独特の剪定で、下の方の枝にも光を通し、樹形を維持するために枝を抜く剪定です。

兼六園にお越しの際は、松の剪定作業にも是非ご注目ください。

金沢城公園と兼六園のブログを始めました。

2012-09-26

はじめまして。
「石川県金沢城・兼六園管理事務所」の所長です。

この度、金沢城公園と兼六園の様々な魅力情報などを
ブログ「金沢城・兼六園日記」を使って発信することにいたしました。

これから、当事務所の職員が、入れ替わり、立ち替わり
金沢城公園と兼六園のお花の開花や紅葉、雪景色の様子
など、タイムリーな情報をお届けしたいと考えています。

遠方からの観光日程のご参考に、また、お近くでご覧に
なって、「ちょっと寄ってみようか…」といったことにも、是非、
ご活用いただければ幸いです。

皆様のご来園を、こころよりお待ちいたします。