ブログ金沢城と兼六園日記
雪景色
2014-12-05
近代の文化財
2014-12-04
金沢城は、廃藩後、明治4年に陸軍(当時は兵部省)の管轄となり、日露戦争を経て、太平洋戦争の敗戦により、旧陸軍が解体されるまで74年間、軍の統制下に置かれていました。
そのため、城内や、周辺部には、当時の軍関係施設が、いくつか残されています。
その他、四高記念文化交流館の名称で親しまれている、旧第四高等学校建物も含めて、江戸時代のみならず、近代の文化財も重層的に残されていることも、歴史都市金沢の魅力だと思います。
皆様のご来園をお待ちしております。
石川橋
2014-12-03
昨日より急に冷え込んで、時折あられも激しく降り、冬到来といった感がありますが、新幹線開業に向けて様々なところで整備が進んでいます。
その一つとして、石川橋の高欄の塗り替え作業が、先日完了し、きれいに化粧直しがなされました。
ちなみに、地元の方はよくご存じだと思いますが、石川橋は、江戸時代は金沢城と兼六園を結ぶ土手の橋で、橋の下の広坂側は百間堀、兼六園下交差点側は白鳥堀と呼ばれる水堀でした。
江戸時代に江戸、京都、大阪に次ぐ賑わいを見せていた金沢も、明治維新以降衰退が著しかったのですが、明治31年に軍事拠点第九師団が城内に置かれたことに伴い、金沢の町も様々なインフラ整備が行われ、その一つとして、百間堀を埋め立ててコンクリート製の橋が架けられ、明治44年に今に見るような幹線道路に生まれ変わったのです。
ちなみに、現在の橋は、平成7年に架け替えられた二代目の橋で、その際に2車線だった道路幅を4車線に拡幅しています。
皆様のご来園をお待ちしております。
時雨亭
2014-12-01