ブログ金沢城と兼六園日記

霞ヶ池の水を抜き始めました。

2013-07-16

今日から霞ヶ池に堆積した土砂を取り除くため、
池の水を抜き始めました。
霞ヶ池の水は、栄螺橋付近にある栓の蓋を開けて抜きます。

上の写真、左下の石橋が栄螺橋です。
ちょうど舟の下に栓があります。  

上の写真、中央にあるのが栓の蓋です。
ちいさな渦巻きが出来ているのがわかるでしょうか。
また、兼六園の噴水は霞ヶ池の水を利用しているため、
今日からしばらくの間は噴水も上がりません。
ご来園の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、
何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

霞ヶ池の水がなくなります。

2013-07-12

兼六園では、重要な景観を構成する六勝の一つ「水泉」の美を維持、継承するため、
霞ヶ池に堆積した土砂を取り除く工事、護岸の丸太を取り替える工事を以下の日程、内容で行います。
作業期間:7月16日(火)~8月9日(金)
  土砂の撤去は平成13年以来12年ぶり。護岸の改修は昭和51年以来37年ぶりとなります。

池底というあまり見慣れない珍しい景色が現れます。
池の水はありませんが、この機会に、兼六園に遊びにいらして下さい。
また、霞ヶ池の水がなくなるため、噴水の水も上がらなくなります。
噴水の水が上がらないのも珍しい景色です。
兼六園お越しの際は、水の上がらない噴水(?)もご覧下さい。
下の写真は、過去に作業をした際のものです。

 

ホタルの光と夏の予感

2013-07-05

 前回の掲載から、一週間以上更新が滞っていました。
 お待ちの皆様には、心からお詫び申し上げます。
 さて、前回御案内しました、「兼六園ホタル観賞の夕べ」は好天に恵まれたこともあり二日間で450人を超える方に、薄明かりに浮かぶ夜の兼六園を舞うホタルの光をお楽しみいただきました。
 受付を終えて、集合場所に至る茶店通りには、無数の行灯の明かりが灯され、往来を往く人の期待を幻想的な雰囲気でたかめていました。
 お目当てのホタルは、例年になく沢山の姿があり、曲水の到る所で闇の中に美しい軌跡を描いていました。

茶店通り 茶店通りの往来

 

 

 ホタルの季節が終わりに近づくにつれ、水の甘さも薄らいできそうですが、兼六園では舟の御亭付近でナツハギが細面に美しい花をつけ、休憩する方の目を楽しませています。
 また、青々としたコケの間からは、いろいろな種類のキノコが顔を出しています。
 週末の兼六園でキノコ探しをするのも楽しいと思います。
 皆様の御来園をお待ちしています。                   (記 ジジ)

舟之御亭のナツハギ ナツハギ

 

キノコ