ブログ金沢城と兼六園日記

週末の兼六園

2013-05-17

   初夏を思わせる日差しの中、兼六園では、水温の上昇を待ちわびていたカキツバタが一気に開花し、兼六園菊桜との主役交替を宣言しているかのようです。

 

 

 

    霞ヶ池周辺ではツツジの見頃が続き、花見橋付近では新たにツツジとカキツバタのコラボレーションが観られます。

 

 

 

   「楊貴妃」が散り果てた噴水近くでは、秋に真っ赤な実を付ける「サンザシ」が可憐な白のドレスを身に纏い、その存在を際だたせています。

 

 

 

 藤棚の藤も賑やかな今週末の兼六園は、そこかしこで色とりどりの花が咲き、新緑とのコントラストが観る者を楽しませてくれそうです。 (記:ジジ)

今日のカキツバタ

2013-05-16

一昨日とだいたい同じ場所でカキツバタの写真を撮ってみました。
遠目に見てもカキツバタの紫色がわかるようになりました。

近づいて見ると、今にも花を開きそうなつぼみもたくさんありました。

放生池の脇でも、キショウブが咲き始めました。

こちらも黄色いつぼみがたくさんありましたので、
もうすぐ、たくさんの花が咲きそうです。

曲水のカキツバタ

2013-05-14

兼六園の曲水のカキツバタが咲き始めました。
まだ、咲き始めなので新緑に紛れています。

近くに寄ってみると、もうすぐ咲きそうなつぼみもありました。

曲水のまわりがカキツバタで彩られるのは、まだ少し先のようです。

カキツバタ

2013-05-08

昨年のカキツバタの開花は5月8日でした。
例年の開花も、5月の第1週目から2週目に掛けてですし、
つぼみも大きくなってきているので、
まもなく鮮やかな紫色の花と、葉の緑色のコントラストを見せてくれそうです。
まだ今年の花の写真があまりないので、去年からの曲水の写真を集めてみました。   

 

1枚目は9月下旬の写真です。  
堆積土の浚渫をするため曲水の水を止めました。
     
2枚目は、12月初旬の写真です。
雪が降り出した頃の曲水です。
カキツバタは、9月末から10月初旬に掛けて枯れた葉を刈り取っています。
    

3枚目は、4月上旬の写真です。
桜に気を取られていましたが、カキツバタはあまり大きくなっていません。
    
最後は先週の写真です。
この1ヶ月でずいぶん大きくなりました。
昨日一輪咲いたので、もうすぐ本格的に咲き出しそうです。
    

つつじの開花情報(2)

2013-05-07

    今日5月7日(火)は明治7年(1874)に兼六園が一般に公開された日で、これを記念して内橋亭と時雨亭で記念茶会が開催されました。
    内橋亭では、年に一度だけ池に浮ぶ本席を公開して茶会を開催し、連休明けにもかかわらず、多数の皆様にご来園いただきました。

    さて、その内橋亭周辺の霞ヶ池では、キリシマツツジが満開を迎え、ヒラドツツジとクルメツツジも開花しました。
    日に日に深まる新緑と相まって、眼前に心が洗われる光景が広がっています。

    4月17日に開花し、連休中も美しい姿を見せてくれた「兼六園菊桜」も、春の名残を惜しむようにその姿を変え始めており、やがて潔く落花して次の主役にバトンを渡すことになります。

   次の主役である「カキツバタ」の姿は、実はなかなか見つけられません。
    が・・・今日一輪ですが可憐な姿を見つけましたた。
    場所は虹橋の近くで、まだ気付かれる方も少ないようです。
    しかし・・・曲水が美しい紫色に彩られる日も間近だと感じます。          (記 ジジ)