金沢城と兼六園ブログ
2024-04-17
梅林内の長谷池の近くで、紅紫色の花をたくさんつけています。
マメ科の植物なので、花はカラスノエンドウや萩の花に似ています。
秋には、キヌサヤのような実をたくさんつけます。
【ハナズオウ 花蘇芳】 マメ科ハナズオウ属
2024-04-16
原木は、宮城県塩釜市の塩竈神社にあり、天然記念物に指定されています。
もともと、12代藩主前田斉広の建てた竹沢御殿の中庭あたりにあったと思われます。
園内で旭桜に次ぐ古木でしたが、昭和32年に枯死しました。
現在の桜は、平成13年に塩竈神社よりいただいた苗が生育したものです。
【シオガマザクラ 塩竈桜】 バラ科サクラ属
濃い桃色の八重の花をつけます。
掛け合わされて作られた園芸品種の桜を「サトザクラ」と呼びますが、カンザンはサトザクラの代表的なものです。
【カンザン 関山】 バラ科サクラ属
その名のごとく、黄色味を帯びた、淡黄緑色の花を咲かせます。
ウコンで染めたような色合いであることから、この名がついたといわれています。
黄色~緑色の花を咲かせるサクラは何品種かありますが、兼六園に植えられているのはこの桜だけです。
【ウコン 鬱金】 バラ科サクラ属
桃色のつぼみが、開くと白に近い桃色の花が咲きます。
「フゲンゾウ」とは、普賢菩薩が乗っている象のことで、この花のおしべが象の鼻に似ていることからこの名がついたといわれています。
【フゲンゾウ 普賢象】 バラ科サクラ属