ブログ金沢城と兼六園日記

天と地からの恵み

2013-06-17

 今日6月17日(月)の金沢市は、高気圧に覆われて31.1℃の真夏日になりました。
 兼六園梅林では、曲水の水音が恋しくなるような青空の下、恒例になった「梅の収穫」が行われました。

霞が池からの流水 曲水の小滝 

 

 午前9時から午後3時までの間、庭師5名と作業員25名、総勢30名、そして所長を始めとする職員若干名が、「白加賀(しろかが)」や「摩耶紅(まやこう)」など、200本の梅の木にたわわに実った梅の実を、一つひとつ丁寧に収穫しました。

梅を収穫する庭師 梅を収穫する作業員

 

 今年は開花の時期から好天に恵まれた事に加え、実の生育時期に温暖な日が多かった事などにより、実も大きく1本の木からの収穫量も多くなりました。

梅の収穫をする職員 枝の梅

 

 石川県金沢城・兼六園管理事務所分室に集荷し選別した結果、収穫量は昨年の810㎏を大きく上回る1,300㎏となり、過去5年間での最大の収穫量となりました。

収穫された梅 大きな梅の実

 

 管理事務所には、収穫を心待ちにしていらした福祉施設の方が、早速受け取りにいらっしゃいました。                (記 ジジ)